社団法人 国際護身武術連盟 剣

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剣護身術が考える本当の実戦とは
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後に残るのは後悔のみ

格闘技の世界では「実戦」を謳った格闘技団体、武道団体が多く存在します。
この場合の「実戦」とは実際に戦闘になった場合、「実際に戦える」「相手を倒すことが出来る」という意味になります。

ここには大きなリスクが潜んでいます。

「実戦」を謳ったほとんどの格闘技、武道が「打撃中心」になりますので、相手に必要以上の怪我を負わせる可能性があるのです。

またKOして相手が倒れた時に、打ち所が悪ければ大きな怪我を負うこともあります。
もし相手に大きな怪我を負わせてしまえば、かなり厄介なことになります。

ここから長い長い本当の戦いが始まるのです。

被害者が「刑事告訴」した場合、自分が傷害事件を起こした「加害者」になります。

たとえ被害者に原因があったとしても(被害者が絡んできた等)、武道経験者が相手に怪我を負わせてしまえばなかなか言い訳を聞き入れてもらえません。
※実際に僕のクライアントであるボディーガードの隊員が刃物で襲いかかってきた相手に怪我を負わせた時に刑事告訴されるという出来事がありました。

もし刑事告訴が受理されてしまった場合、罰金や懲役等の処罰が下されます。
そして「前科」がついてしまいます。

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刑法204条  傷害
人の身体を傷害した者は、10年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料に処する。

刑法208条  暴行
暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは
30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
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さらに慰謝料を請求されることになります。
この場合、加害者の刑事処分の減免に協力するか、刑事告訴を取り下げる代わりに、民事の慰謝料額で誠意を示してもらうという形での解決が多いようです。
どちらにしても決して安くないお金が出ていくことになります。

必ずしもこのようになるとは限りませんが、可能性としてこれだけのリスクはあるということを知らなければなりません。
後に残るのは「後悔のみ」となります。

トータルリスク管理

「後に残るのは後悔のみ」という話をしました。
そうなんです。
終わった後で「なんであんなことをやってしまったんだ」と自分を責めてしまうのですが・・・
「後の祭り」です。

そこで初めて「そもそもこの事件は避けられたのではないのか?」
という「事件前の視点」に立つことができるのです。

もしそこで自分がスッと身を引けば、争いは避けられた可能性があります。
頭を下げればそこで話は収まったかも知れません。

「人間は頭を下げても価値は下がりません」
いつも僕が話していることです。

ここで「セルフコントロールの重要性」が出てくるのです。
つまり「自分自身を制御する力」です。

だから剣護身術では、一番最初に丹田呼吸法など「静的トレーニング」を行っているのですね。
静かに自分自身を見つめ、自分自身を制御する力を養うのです。
さらに「哲学」「精神性」を大切にしているのもこのような理由からです。

また仕方なく相手と接触した場合、出来るだけ話し合いの余地を残して対処できる技法が必要になります。
そのためにはお互いが怪我をしないで済む対処が必要です。
それが実戦護身術『剣』の「パームガード」です。

「護身術に興味のある方へ」で「護身術五段階理論」を紹介していますが、これら全てが剣護身術の言う「護身術」です。
そして最終手段としての技があるのです。

「急迫不正の侵害から自己又は他人の権利を防衛するため」に、初めて鞘から「剣を抜く」ことが許されます。
その技は相手に大きな怪我や致命傷を負わせないように工夫された技法で成り立っています。

剣護身術が考える「実戦」とは、「その時」だけではなく、「その前」「その後」も全て含めた、「トータルリスク管理」のことをいいます。